キャッシュレス決済サービス「Kyash」が6月5日に発表した最新アップデートにより、Android端末でもGoogle PayでのVisaタッチ決済が使えるようになり、7月1日から運用が始まった。実カードの「Kyash Card」、バーチャルカードの「Kyash Card Virtual」のどちらもGoogle ウォレットへ登録するだけで、国内外のVisaタッチ加盟店でスマートフォン決済が可能になる。
- 利用準備はいたって簡単だ。
- Kyashアプリを最新版へ更新
- アプリ内メニューから対象カードをGoogle Payに追加
- 店頭リーダーにスマホをかざして支払う ― これだけで完了する。
従来Androidで提供されていた非接触決済手段「QUICPay+」は、6月2日に新規登録を締め切り、サービス自体も8月31日で終了予定。今回の対応により、AndroidユーザーはVisaタッチ決済へ一本化された形で引き続きKyashを利用できるようになった。
バーチャルカードについては注意点が一つある。Google Payに登録できるのは、番号が「4122」で始まる新形式のみ。旧形式(例:「4813」~)を使っている場合は、アプリ内で再発行し、新しい番号に切り替えてから登録する必要がある。
なおiPhoneユーザー向けのApple Payも6月に対応を表明済みで、同じVisaタッチ決済をすでに利用できる。